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ヒントになれば
2007年10月9日

「 健康について、ちょっとうんちく?語ります。【 NO4】」 


最後に、朝日新聞に掲載された獣医師の石井万寿美さんの
コラムをご紹介して、このシリ−ズを締めたいとおもいます。

題して
「 自分が何かの役に立っていると思えることが健康の秘訣 」

古くは中国の始皇帝が、不老不死の薬を求めたように、
たとえそこまで行かないまでも、
不老長寿には秘薬があると思います。

それを教えてくれたのは、私の病院の常連さん、
10歳を過ぎたミックス犬のはなちゃんです。

はなちゃんは、乳がんや子宮の病気に加え、心臓病まで患っています。
まるで、人間と同じです。

散歩中も心臓病の薬、ニトログリセリンを常備するほどでした。
ところがある日、散歩をしていて、
カラスが2匹の子猫を襲っているところに遭遇しました。

ヨタヨタ歩いていたのがウソのように、
カラスに突進して追い払ったのです。
子猫の命を救ったのです。

はなちゃんの飼い主が子猫を家に避難させると、
はなちゃんは懸命に尻をなめて世話をし始めました。

子どもを産んだことはなく、ミルクを与えることは出来ないけれど、
それ以外のことは、ほとんどやっていたそうです。

するとどうだろう。
子猫がやってきてからというもの、心臓発作が極端に減ったのです。

いま月に1度の定期検診に、
はなちゃんとあの時の子猫も一緒にやってきます。

診察台の上で子猫が 「 ニャ−オン 」 とでも鳴こうものなら、
「 私の子に何するの!」 とにらみつけてきます。

はなちゃんの不老長寿の薬は、
「 この子たちの面倒をみないと 」 という使命感だったのです。

まさに、
自分が何かの役に立っていると思えることが元気の源
になっているわけですね。

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