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大家さんのひとりごと


ヒントになれば
2007年4月13日

「4月8日 は お釈迦さまの誕生日 」


小林正観 さんの本は、読んでると肩の力が自然と抜けるようで
おすすめです。 「釈迦の教えは感謝だった 」 も 2回読みました。

2500年前のお釈迦さまにまつわるエピソ−ドのひとつです。

40歳を過ぎてやっと子供を授かった女性が、
その子供を3日で死なせてしまった。

半狂乱になって、お釈迦さまのもとに子供を抱いて訴えにやってきます。
「 あなたは神通力がある方だとお聞きしました。
  その神通力でこの子供をなんとか生き返らせてください 」

お釈迦さまは 「 そんな理不尽なことはできない 」 と教え諭すわけでなく、
なんと 「 わかりました 」 と答えたのです。

そして 「 生き返らせてあげましょう。ただしどうしても必要なものがある。
それは 「 からしの種 」 で、死者をひとりも出したことのない家のからしで
なくてはならない 」

女性は喜んで 「 わかりました 」 と転がるように走っていき、
三日三晩たって戻ってきて、非常に落ち着いた口調で
「 私が心得違いをしていました 」と静かに去っていったそうです。

彼女はその集落の数百軒を全部回って、
死者を出したことのない家が一軒もないことに気がつきました。

どこの家にも同じようなことが起きている、
ありとあらゆる同じことが、いろいろなところで起きているのです。

自分に起きたことだけが 「つらい、つらい」 のではないのです。
どこの家からも死者が出ていることを知ったことで、
自分だけのことではなかった、自分の子供のことだけではなかった。

子供の死を受け容れること、その瞬間から悩みや苦しみは癒される。
事実をいかに受け容れるか、それが当たり前のことだと気がついた
のではないでしょうか。

私たちも日常的に、
足りないものがこれだけある、あれが欲しいこれも欲しい、
思いを達成したい想いを遂げたい、
自分の思い通りになっていないものを自分の思いどおりにしたい、

今、自分が置かれている状況がいかに恵まれているか、
というところに視点が向かない。

目が見えること、耳が聞こえること、呼吸ができること、話ができること、
ものが食べられる、自分の足で歩ける、家族がいる、友達がいる、
仕事がある、

私たちを取り囲むありとあらゆることが、
すべて感謝の対象になりそうです。
あ〜よかった、ありがとう!( 私の名刺に書いています )
終わったことは元にもどりませんからね。


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