
2007年2月7日
「いのちのまつり 『ヌチヌグス−ジ』 (サンマ−ク出版)
」
■ おすすめの本です。(絵本です)
ヌチヌグス−ジとは沖縄方言で 「いのちのお祝い」 の意味です。
■ 沖縄を訪れた少年 コウちゃんが、お墓参りをしているオバア
(おばあさん)に 「坊やにいのちをくれた人はだれね〜」と
尋ねられて、
■ 両親、その両親、そのまた両親と、無限に続く 「ご先祖さま」
とのいのちのつながりに気がついていくというスト−リ−です。
■ そして、数え切れないご先祖さまが誰ひとり欠けてもコウちゃん
は生まれてこなかった、ということさ〜 と続きます。
■ 試しに電卓でご先祖さまの数を計算してみると、
10代遡ると千人、20代遡ると百万人、30代遡ると十億人、
■ 30年ごとに世代がすすんで行くとして、千年も前の時代に
日本の人口が十億を超えることはあり得ません。
この計算はどこかおかしいことになります。
■ 逆に考えてみると解ります。
たとえば限られたスペ−スの、未来の宇宙ステ-ションの中で、
■ 100組のカップルに 「男女各1名」 の子供が生まれたとして、
この子供たちがまた100組のカップルとなり、
さらに同様に、「男女各1名」 の子供が生まれ、
また100組のカップルとなっていく状況を想像してみると、
この場合、ご先祖さまはもっとも遡っても200名です。
■ このシミュレ−ションからわかることは、
(1) 先祖のだれ一人欠けても、現在の自分は存在しないこと。
(2) 自分のいのちもまた子孫に受け継がれていくこと。
(3) 何代も遡っていくと、人々はほとんど親戚になって、
網の目のように繋がっているという事実です。
■ 私たちひとりひとりには皆、連綿と続く何億人ものご先祖さま
という 『 大きな応援団 』 が時空を越えて存在していると言える
でしょう。
■ そういうふうに想像してみると、感謝の念と勇気、さらなる元気が
湧いてくるのではないでしょうか
■ 「 絵本 」 ならではの 絵 と 文字 の力で何度も読んでいると
自然とそう思えてきます。
大人になって、いつの間にか忘れていた
大切なことを思い出させてくれる、おすすめの 「絵本」 です。
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