
2005年05月06日
乗客は荷物?
先日、大きな事故が起きてしまいましたね。
JR西日本の事故です。もっとも私の自宅からは
かなり離れていて、福知山線はあまり利用しな
いのですが、この事故が起きる1週間前に私の
塾を訪問してくださった先生が、あの事故が起
きたのと同じ時間帯に、快速列車に乗っておい
で下さったのだと、後日伺いました。
4月の中旬頃に京都でセミナーがあって、そ
れに出席するために、天王寺駅から京都駅まで
乗り換えずに行くことができる利便性も兼ねて、
関空特急「はるか」に乗りました。
天王寺駅から福島駅までは大阪環状線内を走ることもあって
速度も出せないからか、乗り心地はとてもよく、
「ああ、特急に乗ってよかったな」
と思っていたのですが、新大阪駅を発車した直後から、
まるで豹変したように、異様な速さで疾走しはじめたのです。
大阪から京都までは阪神急行電鉄(阪急)に京阪電鉄があり、
JRと競合しています。
それにうち勝つために、特にJRは速さを売り物にしているのか、
とにかく速い!
その代わりに、速度を上げ始めた列車の車体は
ガタガタと横揺れを始めるわ、
車体がギシギシときしむような音を発し、
車輪が台座やレールから外れてしまいそうなくらいの、
なんとも形容しがたい危機感のようなものにさいなまれました。
「こんなに無理してまでも速くする必要があ
るのかな。大きな事故が起きなければいいの
だけれど・・・・・・。」
あの痛ましい事故はそれから2週間後のことでした。
確かに、距離と時間を縮める手近な方法は速さです。
でも、人間は荷物じゃない。
「はるか」は私を荷物として運んだのかな?
そんな疑問さえも浮かびました。
「もっと速く!」「もっと効率的に!」
痛ましいあの事故が私たちに残してくれた教訓は
何だったのでしょうか。
その教訓の代償というには、
あまりにも痛ましく、そして大きすぎます。
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